オイルフィルターにオイルにじみができるようになって約一年。ここ数ヶ月でエンジンオイルがかなり減るようになってきたので点検を兼ねてオイルフィルター周辺をじっくり観察。
オイルフィルターの取り付け部分から滲んでいたと思っていたオイルのにじみはオイルフィルターのもうちょっと上から漏れているように見えたので、パーツクリーナーで綺麗に手入れして1週間様子を見ることにしました。
オイル漏れの原因調査
1週間様子を見た結果がこちら。
今にも雫が垂れそうなくらいにオイルが滲んでいます。
短期間でこんなに滲むのはもはやオイル漏れですね。
オイルフィルターの取り付け部分と言うよりも、オイルフィルターが取り付く所の方ひとつ上にあるオイルクーラーから漏れているように見えます。
オイルクーラーのガスケットを交換
オイル漏れの検討がオイルクーラーのガスケットだと検討がついたので、ガスケットを交換して行きます。
使用する部品と工具
◎使用する部品
純正品番 16621-73G00 ガスケット,オイルクーラ
オイルフィルター
エンジンオイル
アマゾンでガスケットを購入すると高いので、モノタロウなどでガスケットを購入するのをお勧めします。金額はモノタロウで310円でした。
◎使用する工具
ラチェットハンドル
24ミリのディープソケット
なぜディープソケットがいるのかと言うと下の写真を見てもらえれば分かりますが、オイルクーラーの取り付けボルトは先端にオイルフィルターの取り付け用のネジが切ってあるので普通のソケットレンチは使用できません。
オフセットのついたスパナも使えないので、30ミリ程度の深さのある24ミリのソケットが必要になります。
オイルクーラーのガスケット交換方法
まずはエンジンオイルを抜いてオイルフィルターを取り外します。
次にオイルフィルターが取り付いていたボルトがオイルクーラーの取り付けボルトになっているので24mmのディープソケットを使って取り外します。
ボルトを取り外すとオイルクーラーが外れます。
ガスケットを変えるだけなのでホース類は取り外さずに宙ぶらりんのままガスケットを取り外して、オイルの汚れなどを手入れします。
ガスケットの新品と古いのを比べて見る
古いガスケットを取り外したら新品のガスケットと見比べて見ます。
古いガスケット自体の弾力は失われていなかったですが、古いものと新品の厚みを測ってみると新品は約5ミリで古いものは約4ミリと1ミリ薄くなっていました。
この1ミリ薄くなったせいでシールとしての機能が失われてオイルが漏れていたものだと思われます。
ガスケットの取り付け
オイルクーラーをざっと手入れしたらガスケットを取り付けます。
本当はホース類を取り外して綺麗に手入れするのがベストですが、ホースクリップとホースの換えがないので、取り外して万が一ホースの取り付けからオイルが漏れたら困るので今回は簡単な手入れで済ませています。
ただ、ガスケットの入る溝だけはゴミがあるとオイル漏れの原因になるので綺麗に手入れしておきましょう。
オイルクーラーを取り付けオイルフィルターを取り付けて、エンジンオイルを入れたら完成です。
ガスケットを交換して500km走った結果
オイルクーラーのガスケットを交換して500kmを走行しました。
結果はオイル漏れはバッチリ止まりました。
どうやらオイル漏れの原因はオイルクーラーガスケットの劣化だったようです。
まとめ
ずっと気になっていたオイルの滲み。
エンジンオイルが漏れてオイルがなくなるとエンジンブローしてしまいます。
今回はまだ間に合いましたが、オイルの滲みを見つけたら大きなトラブルになる前に早めの対処をお勧めします。
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