毎日60kmは走行する僕のジムニー。走行距離は17万キロを超えましたが、これからも元気に走ってもらうために、マイクロロンというエンジンの内部のコーティング剤を使ってみました。
マイクロロンとは?
オイル添加剤なの?
エンジンオイルに添加するので、オイル添加剤とよく勘違いされるようですが、金属表面処理剤で金属表面にマイクロロン樹脂の極めて薄い膜を形成し、金属の磨耗と摩擦を軽減させてエンジンのコンディションを維持して、エンジンの寿命を伸ばす事ができるようです。
オイル添加剤ではないのでオイル交換をしても数万キロは効果が維持するとのことです。
マイクロロンの特徴
- 一度の処理でオイル交換後も長期間(数万キロ)効果が持続します。
- ベストコンディションを維持し、エンジンの寿命を延ばします。
- エンジン内部の摩擦を減らし部品の摩耗を防ぎます。
- 始動がスムーズになり、ドライスタートによる摩耗を防ぎます。
- エンジン騒音を防ぎ、回転を滑らかにします。
- 圧縮力を増強させ、パワーアップします。
- オーバーヒートを予防します。
- 燃費が良くなり、排気ガスが浄化されます。
- オイルの消費を減少させ、オイルの寿命を長持ちさせます。
- 新しいエンジンには予防的に、古いエンジンには治療的に効果を発揮します。
ジムニーにマイクロロンを使ってみる
注意点
マイクロロンはエンジンのコンディションが向上するけれど、メンテナンス不足のエンジンの性能が戻る訳ではないので、基本的なメンテナンスはしっかりしていきましょう。
ネットで調べたりすると、マイクロロンを入れたら調子が悪くなったなどの話もありますが、使用方法が特殊なので取扱説明書をしっかり読んでから使ってくださいね。
実際に使用してみる。
エンジンをかけて水温計が適温になるまでエンジンを温めます。
水温計が適温になるまでエンジンを温めます。
マイクロロンの缶を良く振ります。
1~2分しっかりと振って中身を攪拌させます
マイクロロンを注入器に入れます。
オイル量の8%が注入量の目安になります。
JA11はエンジンオイルが2.9Lなので232cc使用します。なので8オンス(236cc)の缶を全部使いきります。
ターボ車は注入量の半分を注入し、300km走行後に残りの半分を注入するので初めの注入量は約115ccを入れます。
エンジンに注入します。
エンジンはアイドリング状態で、オイル注入口ではなく、必ずオイルレベルゲージから2〜3分かけてゆっくりと注入しましょう。
注入後は30km程走行する。
マイクロロン注入後はすぐに連続して30km程走行しましょう。
この時エンジンは回しすぎないように注意です。
300km走行後に残り半分を注入する
最初のマイクロロン注入から300kmほど走ったら、残り半分のマイクロロンを注入します。
要領は最初に入れた要領で入れていきます。
マイクロロンが定着するまではオイル交換をしない
マイクロロン樹脂の保護膜ができるまでには約1,600km走行する必要があります。
なのでマイクロロン注入後1,600km走行するまでにエンジンオイルを交換してしまうと、マイクロロンの効果が得られないので注意しましょう。
マイクロロンを使ってみての感想
私のジムニーにマイクロロンを注入して約1,600kmを走行し、マイクロロン樹脂の保護膜ができた頃でしょう。何か体感できる変化があったかと言われると、今のところまだわかりません。
しかし、体感できる変化がなくても、それなりの実績がある製品なのでエンジンの保護に一役買ってくれるには間違い無いでしょう。
劇的な変化を求める人にはあまりオススメはできないけれど、JA11などの古い年式のジムニーを長く乗りたいという人は検討してみる価値はあると思います。
それでは素敵なジムニーライフを
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