インテークパイプのタイラップを針金に

カスタム

ジムニーのお手軽チューンナップ、別名貧乏チューンの定番といえばインテークパイプにタイラップを巻いてターボのレスポンスを向上させる、タイラップチューン。
アルミやシリコン製のパイプに交換すると見た目もかっこよく、レスポンス向上も間違いないのだけれど、ゴムホースが劣化するまでは貧乏チューンで頑張ります。
今回はタイラップが劣化してきたので、タイラップを巻くのではなくて針金を巻いてみました。

タイラップが巻かれたインテークホース

ホースバンドを緩めて、ホースを取り外します。

びっしりとタイラップの巻かれたインテークホース。
指で押してみるとタイラップを巻いていてもグニグニと押せるのであまり効果がなくなってきていたのかな。
ニッパーでプチプチとタイラップを切っていきます。

たくさん外せました。

タイラップを取り外したら、ホースを綺麗に拭いて、ひび割れなどを防ぐために保護剤を塗っておきます。

タイラップから針金チューンへ

今回は針金を巻いていきます。
必要なものは針金と針金を止めるホースバンドです。

針金

針金はホームセンターの金物を取り扱っているコーナーに置いてあることが多いです。
針金は鉄だど錆びるのでアルミ線を使い、太さは1.5ミリで長さは7メートルを2つ買いました。
ダイドーハント (DAIDOHANT) ( 軟質 ) アルミ線 ブロンズ( 茶 [太さ] #16 1.5 mm x [長さ] 7m 58696
太さは1.5ミリが巻きやすくてオススメです。長さは短い方のホースは7メートルで余りましたが、長い方のホースはきっちり巻くと7メートルでは足りませんでした。きっちりと巻きたい場合はもう少し長いのをお勧めします。
地元の100均にも針金は売っていましたが、材質が鉄だったり、線径が細かったり短かったりしてなかなかいい物がありませんでした。

ホースバンド

ホースバンドは主に園芸コーナーのホース売り場にあることが多いです。
自宅にホースバンドが2つあったので、今回は追加で32ミリ〜50ミリのバンドを2つ買いました。
JCS(ジェーシーエス) ホースバンド ハイ・グリップ JCS鉄-2A (35-50mm) 

針金とホースバンド

それでは針金を巻きましょう

材料を購入してきたら、あとはインテークホースに巻きつけるだけ。
2周ほど巻いたら緩まないようにホースバンドで固定しましょう。
少しきつめにグルグルと、針金を回すのではなくホースを回すようにして巻くと巻きやすかったです。
直線の部分は巻きやすけれど、曲がったところは内側の間隔を密にして外側を間隔を広めに巻きます。この部分が一番難しかったです。

針金を巻き終わりました。

長いホースは針金の長さが足りなくなったので間隔を広めで巻いています。本当はギュッと密に巻きたかったです。
短いホースはいい感じに巻けたと思います。
針金できつめに巻かれたホースは指で押してもビクともせず、ホースの膨張防止に効果が期待できそうです。

取り付け

針金を巻き終わったら取り付けます。
タイラップを巻いていた時は簡単に取れたホースも、針金を巻いたらホースが強化されたわまないのでなかなかキツく、取り付けには少し力が入りました。

タイラップから針金に変えての変化は?

タイラップから針金に変えてテストドライブ。
発進時や坂道などアクセルを踏み込んだ時のターボのレスポンスがよくなりました。
特に巡航中からの加速で踏み込んだ際のブースト計の針がよく動き、スムーズに加速するようになりました。

タイラップチューンでも十分効果がありますが、針金チューンでもより効果が得られます。
費用対効果でいえば、100均などで手軽に手に入るタイラップの方が優れますね。
タイラップのコスパは最高です。
だけど、タイラップよりももう少し効果を上げたい、タイラップをチューンは見た目がイマイチだと感じる人にはひと手間かけた針金チューンをオススメします。針金を丁寧に巻けば結構見た目はよく仕上げることができると思います。

身近なものでチューンナップできるジムニー。
これもジムニーの楽しみ方ですね。
それでは素敵なジムニーライフを!

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