走行距離が22万キロを超えた私のJA11
20万キロを超えたあたりからクラッチを繋いでいる時にジャーッという音がするようになってきた。最初は小さな音だったのでミッションオイルを交換して凌いでいたけれどだんだんと音が大きくなってきて唸るような音に変わってきました。
クラッチを切ると音が止み、繋ぐとまた音が出る。
クラッチと一緒にレリーズベアリングなども交換しているのでレリーズベアリングの可能性は低いかな?
流石に音が大きくなりオイルのにじみも大きくなってきていたので、クラッチ周り一式を交換するついでに整備済みのミッションに交換することにしました。
ミッションの交換方法はクラッチ交換と同じなので、詳しく知りたい方は過去のクラッチ交換の記事を見てくださいね。
JA11のクラッチ交換
リビルトミッションがやってきた
リビルトミッションを発注して約1週間ほどでミッションが到着。
上の真っ黒に汚れたのは22万キロを走ってきたミッションです。リビルト品は耐熱のシルバー塗装がされていてピカピカです。
ミッションは前期と後期で種類が違うので発注する際には注意してくださいね。
古いミッションはインプットシャフトを揺さぶるとガタがあったのでおそらくミッション内部のベアリングが悪くなっていたのでしょう。
古いミッションからバックランプのスイッチとクラッチのレリーズアームは再利用します。
前もって古いミッションは取り外してクラッチは組み込んであるので、リビルトのミッションを取り付けていきます。
ノーマル車高なのでジャッキアップしての作業になります。
傷をつけないようにベニヤ板の上にミッションを置いて移動させ、取り付けはグッと持ち上げて取り付けました。
重量は約16キロなのでそこまで重くないですが落とさないように注意してくださいね。
取り付けるだけなので1.5時間ほどで作業完了。
くたびれた車体の裏で輝くピカピカのミッション。だけどこの輝きも一月もしないうちにドロドロになると考えるとちょっと悲しいですね。
ミッションオイルはNISSAN(ニッサン) 日産純正 ミッションオイル GL-4の75W-80のオイルを使用しています。
JA11のミッションはGL-5に含まれる極圧剤がシンクロに良くない場合があるので、純正と同じ75W-85 GL-4の方が良いと教えてもらいましたのでこのオイルをずっと使用しています。
ミッションを載せ替えた後のテスト走行では今までウォーンやジャーといった賑やかな音を発していたミッションはすごく静かになり、シフトの入りもカチカチっと気持ちよく入るようになり、グラ付きのあったシフトレバーも大人しくなりました。
ミッションの載せ替えも普通車だと重たくてできないですが、ジムニーなら軽いのでそこまで難しくはありません。本当は自分でOHしようと思うのですが、工具と場所がないので諦めました。
自分で整備できるのもジムニーの楽しみの1つ。
これでしばらくは大きな整備をする事なくジムニーも元気に走ってくれそうです。
目指せ30万キロ。
それでは素敵なジムニー ライフを!
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