エンジンオイルの消費が激しいジムニーにオススメの添加剤

メンテナンス

ここ半年ぐらいでエンジンオイルの消費が激しくなり、ついにはオイル交換をしても500kmほどでオイルゲージの下限までオイルが減ってしまう状態。粘度を変えて10w-40などを入れてみるも変化はなし。

29年前のジムニーで、一度もオーバーホールもしていないであろうエンジンなので、何かしらの不具合は出てきてもおかしくはありません。
オイル上がりやオイル下がりなどでエンジンオイルを消費する場合は添加剤で症状が改善したりすることも多いので、今回はオイル消費が止まればラッキーということで添加剤を探しました。

今回使用したのはRISLONE という添加剤

RISLONEってどんなメーカー?

今回使用したのはRISLONE【リスローン】というアメリカの添加剤ブランドの商品です。
1921年に設立され世界で最も早く自動車用のケミカル添加剤を開発したという自動車用の添加剤のパイオニア的なメーカーです。
日本ではあまりなじみのないメーカーですが、自動車大国のアメリカではかなり有名な老舗のメーカーなようです。

RISLONEの添加剤の特徴

人間の風邪薬でも咳や発熱など症状に合わせた薬があるようにのように、RISLONEの添加剤は様々な症状に合わせた添加剤があることです。

エンジンオイルの添加剤だけでも、オールマイティに使えるものからシール部からの漏れどめ剤・オイル上がり用・オイル下がり用などまだまだたくさんの種類がラインナップされています。
各症状に合わせた添加剤があるので、ピンポイントで症状を狙い撃ちできるので効果はとても期待できそうです。

今回使用した添加剤はRISLONE コンプレッションリペア(オイル上がり) 

今回使用したのはRISLONE コンプレッションリペア(オイル上がり)という商品です。
シリンダーウォールとピストンリングの密着性を向上し、油圧を回復や、失われた馬力の回復やオイル上がりやオイル消費の改善などに効果のある添加剤です。
この添加剤でオイルの消費が改善したという口コミを結構見かけたので今回はこのコンプレッションリペアを使用しました。

RISLONE コンプレッションリペア(オイル上がり) 

実際に使用してみましょう。

使用方法

基本的にはオイル交換時に一般的な添加剤と同じで適量をエンジンオイルに添加するだけです。
JA11ではオイルフィルターの交換無しでは2.7リットル。交換ありでは2.9リットルのエンジンオイルを使用します。
パッケージの裏にも書いてあるようにこの添加剤は4~6リットルで一本の割合なのでジムニーに一本入れてしまうと入れすぎになるので7割程度を添加しました。

7割程度を添加しました

オイルに添加する際のワンポイント

この添加剤はとっても粘度が高く、それはまるで水飴のよう。
なので必ずエンジンオイルに混ぜてからエンジンオイルと一緒に添加しましょう。

水飴のように硬い添加剤です。

その時に1つワンポイント
まずはオイルジョッキに添加剤を入れたらバケツにお湯を張り、オイルジョッキごと温めて添加剤を柔らかくしましょう。
そして、そのまま必要量のオイルをオイルジョッキに入れて湯煎しながらしっかりと混ぜ合わせます。

お湯を張ったバケツの中で湯煎をしながらしっかりと混ぜ合わせます

添加剤が固すぎるので、湯煎してオイルとしっかり混ぜ合わせて、なおかつ粘度を下げないと実際にエンジンにオイルを入れる際に添加剤だけがオイルジョッキのそこに溜まったり、ジャバラの途中に溜まってしまったりとせっかくの添加剤を無駄にしてしまう可能性が高いです。

しっかりと添加剤とエンジンオイルが混ざったらまだ温かいうちにエンジンに入れてしまいましょう。

今回使用したエンジンオイル

コンプレッションリペアと一緒に交換したエンジンオイルはバルボリンのPREMIUM 10w-40です。
今まではバルボリンのVR-120w-50を使用していましたが、冬場になり気温もどんどん下がってくると20w-50ではちょっと固すぎるので今回は粘度を1つ下げました。

Valvoline PREMIUM CONVETIONAL 10w-40

添加してから500km走った感想

コンプレッションリペアを添加して500kmほど走行しました。
説明書きには160kmほど走行すれば効果が出るということでしたので効果が発揮されるには十分な距離です。
まずは一番気になっていたエンジンオイルが減る症状です。
添加剤を入れる前は300kmほどでオイルゲージの下限まで減っていたのが、オイルゲージの上限から少し減った程度に改善されていました。
これには本当にびっくりです。

あんなに減っていたオイルが添加剤だけでこんなにも改善されるものなのかと。
そして、運転していて気づいたのですが油圧も上がっています。
水温も上がりエンジンも暖まった状態で、アイドリング時の油圧が1kg/cm2を切るぐらいだったのが、1.5kg/cm2あたりを示しています。
ざっくりアバウトな油圧計なので正確かどうかは置いといて、油圧が上がっているのも確かです。
心なしかトルクがアップしたような気もするし、なんだか調子が良いです。

まとめ

オイルが減る、白煙が出る、油圧が低いなどの症状にお悩みの方、この添加剤はめっちゃオススメです。
そのほかにも様々な症状に合わせた添加剤がラインナップされているので車の漏れ関係にお悩みの方はぜひ一度 RISLONE の添加剤を検索してみてはいかかですか?

それでは素敵なジムニーライフを!

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