フロントハブベアリング交換

メンテナンス

最近車を走らせていると、フロントの足回りからゴロゴロ、カタカタという音が聞こえてきていました。
昔から音はしていたのだけど、ここ最近特に音が激しくなってきた気がするのでハブベアリングだろうと思いハブベアリングを交換しました。

まずはベアリングを注文。
純正番号 09265-41001
ベアリング番号 WBH-518N

必要個数は内と外に一個づつ付いているので片側で2個、左右両方変えるなら合計4つのベアリングが必要です。

それではベアリングを交換して行きましょう。
まずはジャッキアップする前に、フリーハブを取り外して、ホイールナットも緩めておきます。
ジャッキアップしてからだとホイールが回転するので作業がしにくくなります。
フリーハブの取り外しはこちら
マニュアルフリーハブ交換

フリーハブを取り外し

フリーハブとホイールを取り外したらブレーキも取り外します。
キャリパー後ろの取り付けボルトを緩めて上に引き抜きます。

使用工具 ラチェットレンチ17mm

取り外したブレーキはブレーキホースを傷めないように注意して後ろにずらして置きます。

ロックナットを緩めます。
ホイールの真ん中に見える大きなナットです。
ダブルナットになっていてまずはロックワッシャの爪を起こします。
そして一つ目のスピンドルナットを緩め、ロックワッシャを取り外し、奥のロックナットも取り外します。

使用工具 貫通マイナスドライバー
ハンマー
スズキ純正SST ハブナット用50mmソケット

ハブのナットを取り外して、ブレーキディスクを掴んで手前に引っ張ると、ブレーキディスクとホイールハブが一緒に抜けます。

取り外したホイールハブとブレーキディスク

ハブの真ん中に切り欠きが4つあり、そこに貫通式のマイナスドライバーを当ててベアリングアウターを叩くとベアリングが外れます。

取り外して手入れ後
真ん中に切り欠きが4つあるのがわかる。

今回オイルシールは注文していないので手入れをして再利用します。
取り外したベアリングを見てみると、コロが変色していたり、アウターの軌道面に傷が付いていたりしてました。おそらくこれが原因でしょう。
リテーナーとコロのガタも結構大きくて、そのうちコロが外れたかもしれません。

取り外したベアリングとオイルシール
コロには傷や変色がある

綺麗にハブを手入れしたらベアリングの組み込み。
向きを間違えずにハブに組み込んで行きます。
内側は外したアウターを当ててハンマーで叩くと簡単に入れることができます。
外側はベアリングのアウターの縁をコツコツと叩いて入れます。
ベアリングのアウターは材質が硬いので均等に入れれば割れたりすることはありません。
コロの当たる面には傷をつけないように注意します。

アウターの縁にマイナスドライバーを当てて叩いて入れる。
使用工具 貫通マイナスドライバー
ハンマー

ベアリングを入れたらグリスをたっぷりと入れます。
手が汚れちゃうけれど、コロのとリテーナーの間にもしっかりとグリスを練りこみます。
僕は耐水性と長寿命性のあるウレアグリースを使用しました。

使用グリス ウレアグリース

グリスを詰め込んだらあとは逆の手順で組み込みます。
ハブナットの締め付け方法は最初に取り付けるスピンドルナットを78N・mで締めます。
そして一度軽く緩めて、10〜14N・mで再度締めます。
本来ならここでバネ測り等で起動トルクを測るのですが、バネ測りは持っていないので手でハブを回して少し抵抗を感じるくらいでオッケーとしています。
そして、ロックワッシャーを入れて、ロックナットを58〜88N・mで締めます。
再度ハブの回り具合を確認します。
変化がなければロックワッシャーの爪を曲げます。
ロックワッシャーの爪は必ず忘れないように曲げてください。
曲げ忘れると、ハブナットが緩み、外れて最悪は走行中にハブが外れる可能性もあります。

ロックワッシャーは必ず曲げましょう。

ホイールをつけて、ジャッキダウンする前にホールを揺すってガタがないことを確認しましょう。
ガタがあるとどこか締め忘れや、組み間違えがあるかもしれません。

作業完了!
お疲れ様でした。

やってみると道具があればそんなに難しくない作業です。
自分で整備するのも11ジムニーの楽しみの一つ。
機械いじりが好きな人はチャレンジしてみては?

今回使用した工具
ハンマー
ロックリングプライヤー
貫通マイナスドライバー
トルクレンチ
ラチェットハンドル
エクステンションバー
スズキSST 50mmソケット
10mmソケット
12mmソケット
17mmソケット
19mmソケット
ウレアグリース

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