JA11ジムニーのスタッドレスタイヤと必要性

ジムニーのこと

今年の1月は暖かいですが、スタッドレスタイヤに履き替えている人も多いと思います。
せっかく履き替えたのに、雪が降らないのでスタッドレスタイヤを無駄に消耗している気もしますが、雪はいつ降るかわからないので早く雪降らないかなと思いながら車を走らせています。
九州のジムニー乗りは山に雪が降るとこぞって山の登りにくるので、山の中にある広い駐車場はたくさんのジムニーが集結してなかなか迫力があります。
さて、皆さんはスタッドレスタイヤは何を履いていますか?
ブリヂストンのブリザックやヨコハマタイヤのアイスガードなどが有名ですよね。
僕はブリジストンのブリザックを履いています。
なので今回はスタッドレスタイヤの必要性とブリジストンのブリザックについてお話ししようと思います。

スタッドレスタイヤの必要性

まずはスタッドレスタイヤの必要性についてお話しします。
僕が住んでいる地域は九州で降雪量は非常に少なく、平野部で積雪するのは年に一度あるかないかの地域です。
しかし、山間部では12月から3月初めまでは20cmほど積雪することもあります。

M/TタイヤやA/Tタイヤ M+S(Mud+Snow)で雪道はいけるのか?


ジムニー乗りの人はM/T(マッドテレーン)タイヤやA/T(オールテレーンタイヤ)タイヤを履いている人も多いと思います。
タイヤによってはM+S(Mud+Snow)の表記もあるタイヤもあり、走破性の高そうなゴツゴツとしたタイヤで雪道も走れると思っている人も多いと思います。
実はこれは半分あたりで半分は間違いなんです。
ふかふかの新雪の積もった雪道では結構グリップして走ることはできます。僕も実際走ったことありますが、結構な上り坂もいけますし、感じとしては雪道というよりはちょっとぬかるんだラフダートを走っている感じです。
だけど、それはふかふかの雪道(snow)の上のお話し凍結路面(ice)ではノーマルタイヤと同じく全くグリップしません。滑り出すと曲がらないし、止まりません。非常に危険です。
カチカチの圧雪路でもあまりグリップはしませんでした。
なのでM/TタイヤやA/Tタイヤが使用できるシュチュエーションは、雪の積もったまだ踏み固められていない状態の時ぐらいでした。
どのくらいの状態かと言うと、雪に足跡がつくぐらいの柔らかさです。
人が歩いていて滑るような路面ではスタッドレスが必要になります。
結論としては、夜な夜な雪の積もった山に繰り出し、雪で遊ぶならいけますが、凍結路面を走るシュチュエーションがある場合はスタッドレスタイヤが必要になります。

雪道や凍結路面以外でもスタッドレスの方が安心

街のタイヤショップで聞いたお話ですが、ノーマルタイヤは路面温度が0度近くになると、ゴムが硬くなりグリップ力が低下するので、冬場の深夜早朝を走ることが多い人はスタッドレスタイヤを装着しておいたほうが安心だそうです。雪が降っていなくても、橋の上や山道は放射冷却で急に冷え込むと予期せぬ凍結などもあるのでスタッドレスタイヤだと安心して走れますよね。

私の使っているスタッドレスタイヤ

私はブリヂストンのブリザックを使用しています。
タイヤサイズは純正と同じ175/80R16です。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) スタッドレスタイヤ BLIZZAK DM-V3 175/80R16 
このタイヤは中古で買ったタイヤで、製造が2012年4~5月の間に作られたタイヤです。
もう8年も前のタイヤでかなり古いタイヤとなりますが、さすがブリヂストンと言うべきかゴムはまだ全然柔らかくてひび割れなどもしていません
安いアジアンタイヤは2シーズン目でだいぶ固くなり、3シーズン目は使用するかどうか考えるほど劣化します
なので、タイヤ一本の値段は高いですが、国産タイヤを選んだ方が寿命も長く、安心して乗れるのでオススメです。

去年も雪道や凍結路面を結構走りましたが、スリップなどヒヤッとした経験もなく安心して運転することができました。
さすがは日本の環境に合わせて開発されたスタッドレスタイヤです。

貴重な雪景色の阿蘇ミルクロード

この写真は去年の写真で、猛烈な寒気が流れ込み阿蘇のミルクロードが雪化粧した、年に一度見れるかどうかの貴重な日でした。
路面は完全に凍結していてスタッドレスタイヤでないと走行する事はできません。
ちなみにこの景色は朝日が昇り、気温が上昇するまでの数時間しか見ることができませんでした。
スタッドレスタイヤを履いていたからこそ、出会えることのできた景色でした。

まとめ

A/TやM/TタイヤM+S(Mud+Snow)タイヤが有効なのは雪(snowの路面まで。
目安としては、足跡がつくぐらいの柔らかさ。
人が歩いていて滑るようなカチカチに踏み固められた圧雪路や、凍結路面(ice)ではノーマルタイヤとほぼ同じで、グリップは効かなくります。
冬場の深夜早朝または山道を走る機会が多い方は、不意の凍結にも備えて、スタッドレスタイヤを装着した方が安心です。

今回は僕の経験に基づいてのお話なので、人によって感じ方や考え方の違いはあると思います。
安全運転で楽しいジムニーライフを!

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